今月は<生花新風体>をしました
伝統的な生花を、現家元・池坊専永が
現代に合う花型として考案された花型です。
<生花正風体>が、真・副・体として
出生を大事に生けるのに対し
<生花新風体>は、
主になる花材に対し
用としての花材を対応させ、
あしらいの花材で
全体を整えるという考えで生けこみます
本数も少ないため、シャープで洗練された生けこみになります。
今回はオンシジュームの華やかさを<主>に
黄色に先枯れした芭蕉を<用>として対応させ
根元に鮮やかな炎のようなグロリオーサを1輪<あしらい>として生けました
もう一瓶自由花として背の高い3つのガラス花器に生けました
<花材>
われもこう ・ ホトトギス
花器の色にホトトギスの花色を
合わせました
<花材>
ケイトウ・おみなえし・パキラ
スチールグラス
スチールグラスの線を造形的に
表現し、楽しい作品つくりを心がけました