tamayura*珠響 | |||||
寒い風の中にも春を感じることも増えてきました。 今月の書道もちょっと春を意識した俳句や和歌を選びました。 ![]() 始めて1年未満の方に書いて頂く俳句に 春風や 地蔵の口の ごはん粒 (一茶) を選びました。 一茶の俳句はほのぼのした 雰囲気のものが多いですね。 なんとなく地蔵の周りを走る子どもたちの笑い声が 聞こえてきそうですね。 ![]() 1年を過ぎた方には百人一首から 和歌を書いて頂いています。 大江山 いくのの道の 遠ければ まだ踏みもみず 天の橋立 (小式部内侍) 百人一首 60番 小式部内侍は和泉式部の娘です。 この歌を詠んだころは丹後の国に赴いていました。 歌意は 大江山を越え生野を通って行く丹後への 道のりは遠いので、まだ 天の橋立の地を 踏んだこともなく また、母からの手紙も見ていません。 ![]() 和歌2年目の方には、やはり百人一首から 来ぬ人を 待つほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ (権中納言定家) 百人一首 97番 (新勅撰集) 今月の和歌はどちらも恋の歌となりました 歌意は いくら待っても来ない人を待ち続け、 松帆の浦の夕なぎの頃に焼く藻塩のように 私の身もずっと恋こがれていることだです ![]() 和歌の人にも俳句の人にも 小色紙に季節の俳句を書いて頂いています。 その匂い 桃より白し 水仙花 (松尾 芭蕉) 「陰の花、水仙にかぎる」と言われるように 水仙は冬の代表的なお花です。 香りといい、すっとした咲く姿といい <高貴>という言葉がもっとも合う花ですね お花やさんではもう水仙から桃の花に バトンタッチですが、路地ものの美しい 季節は今です。 私もいつかは崖に咲く越前水仙を 見てみたいと思っています。 かな書道は原則的に 第1週 水曜・木曜 第3週 火曜・金曜に設定します。 この他に可能な月はもう1日設定いたします。是非ご参加くださいませ。
by tamayura-okeiko
| 2011-02-25 10:00
| かな書道
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