2012年のかな書道が始まりました。
今年は私は時間を作って(^^)作品作りに頑張ります。
みなさんも是非今年の目標をたててご参加くださいね。

1年未満の方には季節の俳句を。。。
雪どけや 大手ひろげし
立榎(たちえのき)
小林一茶
最近は雪が多いですね。
今は一番寒い時期ですが、
来月になれば寒い中にも
少しずつ春の気配が見え始めます。
一茶も雪深い地にいたので、
春を思う気持ちは
なおさらだったと思います。
テキストが終わった方には
百人一首から和歌を。。。
ひさかたの光のどけき
春の日に 静心なく
花の散るらん
紀 友則
(古今集 巻下)
歌意は
日の光がのどかにさしている春の日に
落ち着いた心がないので
桜の花が散っているのであろう
春という言葉に飛びついて選んでしまい
ましたが少し季節的には早過ぎましたね
全員の方に季節の俳句を小色紙で。。。
春の夕 絶えなんとする
香をつぐ
与謝 蕪村
句の背景は
夕闇がせまってきた
清涼殿の女房たちが、絶えようとする
香をついでいる
何とも優艶な風情であるよ
です