tamayura*珠響

寒露

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今日は暑さがぶりかえしていますが、暦の上では二十四節気の<寒露>に
あたります。

【寒露】とは草木に冷たい露が降りる頃という意味だそうです。
秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まる頃、稲刈りが終わるころで、
その他の農作物の収穫もたけなわとなります。
果物も新米もほんとうに美味しい季節ですね。
北の方からは紅葉の便りが届きはじめましたね。

私も今週末から松本に戻るので、一足はやく紅葉狩りをしてこようと思っています。
東京にいると感じませんが、松本は四方を山に囲まれた盆地なので、
この時期、山の上から徐々に<紅葉が下りてくる>という感覚を
肌で感じます。

写真は<秋明菊>
わたしの好きな花のひとつです。
松本のお庭に植えたら、根付きました。
秋の涼風が吹き始めるころに白くすきとおるような花を咲かせます。
京都の貴船に咲き乱れていることから<貴船菊>ともいいます。

こんなに美しい花でしかも京都に自生していたというのに
貴船菊を詠んだ和歌はほんとうに少ないです。
ひとつ素敵な和歌を見つけたのでご紹介します。

  貴船菊 色も終りし きのふ今日 白より冷えし 雨となりたり
                      (斉藤史)


貴船菊のすきとおる白や秋の雨の冷たくもの悲しい感じが詠われた素敵な歌ですね。

by tamayura-okeiko | 2013-10-08 13:40 | 歳時記
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